櫻ルーブリックSAKURA Rubric

ルーブリック評価とは?

従来、数値化(客観的な評価)が難しいとされてきたテーマや領域を生徒たちの具体的な言動因子を評価指標として設定することで成長度や到達度を客観視できるようにしたものです。
生徒たちの成長度だけではなく、ルーブリック評価を活用することで教育活動の有効性や課題を確認することも可能となります。

櫻ルーブリックで育む価値観やスキル

日本大学の建学の精神である「自主創造」に基づき、価値観領域とスキル領域に対して評価の項目を定めました。
価値観領域として「PASSION(情熱)」「CREATIVITY(創造)」「RESPECT(尊重)」「WILL(意志)」「DIVERSITY(多様性)」の5つを設定。スキル領域として「THINKING(思考力)」「EXPRESSION(表現力)」「JUDGEMENT(判断力)」「RELATIONSHIP(人間関係力)」の4つを設定しています。
それぞれの項目ごとにテーマが設定されており、そのテーマに対してどの程度達成できているかを生徒たちが5段階で自己評価することで自身の現状を客観視することができます。更に、伸ばしたい領域を意識しながら行事、学習、学校生活に取り組むことで目的意識を持ちながら活動に取り組むことができます。

生徒はそれぞれの領域について5段階で自己評価を行います。
例えば「WILL(意志)」のテーマ1、2について、自分がどの程度まで達成できているかを自己評価します。評価項目の4や5は大人も達成することが難しい程レベルが高い到達度に設定されています。このようにテーマごとに評価内容が細分化されているため、自分の現状の把握と、今後の目標の設定が明確に行いやすくなります。