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オンライン授業最前線! 授業例1「日本史」

2020.05.20 Wed

先週から始まった本校のオンライン授業。
各教科で工夫を凝らした授業が展開され、生徒たちも新鮮な気持ちでしっかりと取り組んでいるようです!
そこで本日からは以前投稿した「オンライン授業最前線!!!【第1弾】」に引き続き,「オンライン授業最前線!!! 授業例編」を定期的に更新していきます。

【日本史特講】
本日紹介するのは,「日本史特講」の授業です!
本校の「日本史特講」は,特別進学(S)クラスの選択科目の一つで,難易度の非常に高い問題や論述問題などを出題する難関私立大学を志望する生徒が主に受講する授業です。
そのため「日本史特講」では問題演習が授業の中心。つまり,生徒の進み具合や解答内容などを確認して進めていかなくてはならず,双方向のやり取りが必要不可欠です。
果たしてこのような授業がオンライン授業で可能なのでしょうか…。

ここからは,実際の「日本史特講」の授業の様子をお伝えします。

 

➀日本史特講の授業は問題演習が中心。そのため先生はまず問題を提示しました。
提示された問題には論述問題や史料問題など,難易度の高い問題ばかり。生徒は一度動画を止めて、問題に取り組みます。
このように,自分の理解や進度に合わせて動画を一時停止したり再生したりできるのはオンライン授業ならでは!
わからないところがあれば何度でも見返せます。

 

➁自分で問題を解き終わった生徒は,再び動画を再生します。
すると,問題に関する先生の解説が始まります。その解説は,生徒が取り組んでいる問題用紙と同じものにマーカーを引いたりメモを書き加えたりしてくれるので非常にわかりやすいものに。しかも,教科書や図説を投影しながら解説をしているものもありました。

 

➂授業の後には,課題として取り組んだ解答を先生に送ります。
下の写真は,実際に生徒から提出された解答です。真剣に取り組んでいる様子が伝わってきますね。
そして,よく見てみると右下にピンクの付箋のようなものが…。これは,授業担当の先生による解答の添削内容。
先生は提出された解答を確認し,生徒に伝えていました。つまり,生徒は自分の回答をフィードバックできるのです。

 

このようにオンライン授業であっても,十分双方向の授業が実現されています!

 

「日本史特講」の授業,いかがだったでしょうか。
これからも様々な教科の授業の様子をお伝えしていきますので,是非ご覧下さい!

記載者:井部